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大雪山、旭川にいた頃は毎日眺めていた。山岳会にもはいっていたのでよく登った。幼い息子を背負っての旭岳から黒岳の日帰り縦走はしんどかった。

白雲から残雪の旭岳を望む





















(上)白雲から残雪の旭岳を望む

子どもたちもよく歩くようになると赤岳銀泉台からはよく白雲岳に登った。テントをもって泊まりもしたが、なにせ北海道の山には避難小屋しかないので寝袋と食料は持っていかないとならないし、水は水場、雪渓や湧き水を汲みにいく。今は管理費をとる避難小屋だが当時はなく、財布はクルマにおいていった。そしてクルマのキーはバンパーなどに隠す。カネを使うところがないことと、キーを落としたらたいへんだからだ。

今回、遭難のあったトムラウシは憧れの山だった。日帰りできないから・・・当時、友人とトムラウシのアタックを計画した。大雪山の縦走のたいへんだったのは上り口と下山が別だと、クルマを登山口におき、帰りは迎えに来てもらい、登山口のクルマは後日、回収に行かなくてはならない。旭川方面からのコースとしては層雲峡のさらに奥深く林道をはいる。洞爺丸台風で多くの木々が倒壊したことによる搬出で造られた道だ。
沼の原からみるトムラウシ




















(上)沼の原からみるトムラウシ

1回目は濃いガスと霧雨で中止。2回目、別の友人にメシをご馳走するとだまし、早朝に友人とともに送ってもらった。林道は鎖で施錠されている。営林署に登山許可をだすと鍵の番号を教えてもらえる。急峻な登りでやっと沼の原だけど当時は木道がなく、泥だらけで歩いた。えんえんと五色ガ原を歩いてヒサゴ沼の避難小屋。
翌日は沼をあがった稜線にザックをデポ。サブザックに水筒、食料をもって頂上アタック。登頂後はさあたいへん。その日のうちに天人峡に下山、最終の旭川行きのバスに乗るのだ。わき目もふらずひたすら早歩きで尾根を行く。

しかし、今日のテレビでの報道には驚いた。中高年の登山ブームなんだなぁ・・・多くの登山者がいるものだ。遭難とは残念です。北海道にいた頃は、水が売っているとか営業山小屋がどんなものかも知らなかった。冬山もちがった。大雪山の冬はテントより雪洞が一般的だった。

5月、まだ冬の大雪、層雲峡から黒岳を目指す


















(上)5月、まだ冬の大雪、層雲峡から黒岳を目指す

5月の黒岳から白雲岳の縦走、山岳会の仲間と行ったとき、猛吹雪のなか雪洞で春の高校野球の中継をラジオで聞いていた。6月の登山は雪渓が多く、靴も軽登山靴では濡れてしまう。夏でも雪が降る山で9月になると紅葉したところに冠雪・・・
スキーにシールをつけて旭岳に登る樹林帯に面白い木を見つけた

























(上)スキーにシールをつけて旭岳に登る。樹林帯におもしろい木を見つけた


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